TOP > ascot美容室 日記 > 昨年最大の失敗 ターゲットを絞るってだいじなの?
今日は、サロンでおこなったサポートについて
事例を含めてしっかり共有をさせて頂こうかと。
今回のメインテーマは、
「他サロンとの差別化を図るための
切り口をどうすべき?」
という話です。
差別化の手段については色々な種類がありますが、
皆さんもよくご存知の
『ターゲットを絞る』ということです。
「○○○○の専門店」
「△△な人のための美容室」
というスタイルを取ることができれば
一応はその道の専門家という印象を与えることができますので、提供するモノやサービスに合ったお客さまが来店しやすくなります。
専門店であれば単価を高くしても
商品やサービスを買ってもらえるというメリットがあります。
ですので、これは自分のようなディーラー業に限らず、
Web広告やホームページの制作を生業としている方々でもよく口にする言葉なんですよ。
ただし、ターゲットを絞る戦略には
当然ながらリスクもある訳で、
「ターゲット以外の見込み客」は
逃げることになります。
ごく一部の見込み客にアプローチするということは、
”それ以外の方を捨てる”とも言い替えることが出来ますので、場合によっては客数が減ってしまうことだって大いに有り得ます。
さらに・・・・
そのターゲット設定がうまくはまって一時的にでも
集客に成功したからと言って、
元々は、ニッチな市場でのお客さまの奪い合いになる訳ですから、せっかく来てくれたお客さまを囲い込む仕組みができていないとアッという間に見込み客が枯渇することだってあり得ます。
つまり、
「ターゲットを絞る」こと自体は大切なんですが、
「集客がうまくはまりそうな層に
だけターゲットを絞る」
という考え方は、結局はうまくいかないことが非常に多い。
来店されたお客さまに対して
・最初に○○を販売して、
・次に△△を受けてもらって、
・お客さまの教育が進んだところで
・□□に誘導していく……
といったフローをあらかじめしっかりと
作成しておくべきで、
「このフローに最後まで乗ってくれる
可能性が高い人をターゲット
として設定する」
という順番で考える必要が重要です。
ここが抜けおちている状態でいくらターゲットを絞っても
いたずらに見込み客を減らしてしまうだけで
なんの成果も見込めないでしょう。
ここがポイントで
ターゲット設定は”考える順番に気を付け
る”ことです。
ご参考になれば幸いです。
《最後に本日のまとめ》
まとめ1:
「ターゲットを絞る」だけ
に注意を注いでいませんか?
まとめ2:
ポイントがズレていると、
効果は生まれませんよ!