TOP > ascot美容室 日記 > それっ「誰が読んでます?」
昨日は、スキンケアの企画案を
某化粧品会社の経営者に提出しましたが・・・。
猛烈にダメ出しをされてしまいました(笑)。
「いやぁ~、さすがにご指摘をいろいろ受けますと・・・凹みますね」
「これって自分がサロンオーナーの方に対して、
普段発信していることだなぁ…思う訳です」
このような事が、毎回あるんです。
つまり、人に教えていることなのに自分ができていないんです。
これって、かなり恥ずかしい・・・ことですよね。
ですが、これって冷静に考えますと、それだけ「自分の行動」を
客観的に見るのは難しいってことです。
日頃、サロンオーナー様にアドバイスしているモノにもアドバイザーが必要なんですから、
個人サロンや小規模サロン様にもアドバイザーが必要なのは
当然のことなのではとミョ~に実感。
「このままではいけない。もう少し頑張らねばと・・・。」
コレ余談ですが、今回ダメ出しされたところで「異業種の方でも参考になるポイント」としまして
「タイトル〈見出し〉がつまらないとそもそも中身を読んでもらえない」
というご指摘を受けました。
確かにそうなんです。
創意工夫して創った渾身の企画案でも、
読む手からするとたくさんある企画案の中の一つに過ぎません。
タイトルやテーマを見てつまらなそうなら速攻でボツ。
ひとつクリアしても、さらっと企画案を眺めて読み手が「ピン!」と来ないようならこれもまたボツ。
ここまできてやっとじっくりと企画案を読んでくれる訳なんです。
しかし、本題の中身がダメなら結局はボツなんですが・・・(笑)。
ここ最近のチラシやホームページを拝見しておりますと、
「こんなん誰も読めないでしょ…」
と、とっても細かい字体が並んでいることってよくあるですよ。
とりあえずは最後まで必死に読んで見るんです。
「”とても強いこだわり”があるのは、よくわかる…」だけどなんです
このような内容の文章を読み終わって
「全く自分のことを知らない”他人”が見た時にどう感じてもらえるだろうか?」
という観点がズッポリと抜け落ちているんです。
もちろん奇をてらうことを念頭に入れ”文章オンリー”にする、
「最後まで読んでくれる”本気の人”以外をふるいにかける為」
という目的を持ってその形式にしているなら問題ないのですが・・・。
そうでなければ、
・最初に魅力ある「タイトルやテーマで引きつける」
・小見出しや写真などで大まかなあらすじや内容が把握できるように心がける
・最後に読んで欲しい”細かい部分”を簡潔にまとめる
という誘導をしないと誰も気にも留めてくれません。
他人はアナタのやっていることに対して、
「基本的には興味が無い」という認識が必要ですね。
「相手の目線」であろうことを頭の中で必死に考え文章化して、読んでもらわなければ。
わたしも頑張ってこれから企画案を練り直しです(笑)。