TOP > ascot美容室 日記 > 偽り美容師の間違った情報に騙されないことが美髪づくりには必須です
あなたは髪がトリートメントで髪を補修、修復、つまり【治す】ものだとは思っていませんか?
モノを沢山売るのが仕事のメーカーや商人美容師たちにとってたくさんのお金を稼ぐための都合のいい偽美容があるんです。
今の時代、良いものが売れるわけではなく、広告の上手い商品が売れています。
売り手のマーケティングにまんまと引っかからないように気を付けてください。髪を美しく保つためには科学的根拠のある正しい知識を持つことは必須です。
売り手の都合のいい情報に騙されないように知識を身につけておくことが大切。
情報過多のネット時代、偽情報に踊らされないように願っています。
正しい情報を身につけてキレイな自分になりましょう
◆ダメージを受けた髪は治らない
この事実を受け入れることからすべては始まります。
正直、髪に出来るケアは限られたことだけなんです。
髪は死んでいる細胞なので消化や吸収出来る器官がなく栄養を届けることができません。
それをあたかも治るような表現でテレビCMや広告で見続けてきた結果、疑わずあなたの当たり前になっちゃったっているんです。
死んでいる細胞に栄養を届けることは乱暴な言い方をすると死人に無理やり食べ物を口に無理矢理押し込んで【生き返りなさい☆】って言っていることと同じなんです。
サロントリートメントもやり方によっては髪に負荷をかけて一時的に髪を綺麗に見えるようにコーティングするものだから髪はカラーやパーマと同じく負担がかかるのです。
あなたが必死にケアをして髪を綺麗に見せようとしていたことが髪にダメージを与えてしまうということも残念ながらあります。
一時的にキレイに見せるための分厚いコーティングを行うトリートメントを行い、時間がたち、剥がれてきたころには長い間、髪本来の機能が妨げられるせいでダメージが進行するためまたトリートメントをしなければいけないような粗悪なものもあります。
怪我をして長期間、絆創膏を貼っていた所の皮膚がもろくなってしまうのと同じこと。
結果、サロントリートメント依存の負のループに陥り、売り手にとっておいしい消費者の作り上げている人たちもいます。
あなたのケアの結果、キレイな髪はついてきてますか?
もし髪が治るなら再生医療なんて必要ないです。
医者でもない一美容師はそんなことで来ません。
◆治らないものを治そうとするより治さなくても済むように保つ
死んだ細胞の髪に出来るケアなんてごく限られたものです。
髪の水分量を保つ保湿と細胞を壊す紫外線予防と摩擦軽減のための適度なコーティングは大切です。
でも、治しているわけではなく、見た目ダメージを誤魔化しているというのが正しい表現です。
もっともっと過剰に欲しがると、よりダメージは進行し時には手が施しようがないほどになってしまいます。
身体を鍛えようとトレーニングをやりすぎてオーバーワークになり怪我をしてしまうのと同じようなこと。
過剰なケアをすることで髪の毛に怪我を負わせてしまう場合もあるのでご注意下さい。