TOP > ascot美容室 日記 > 〔続編〕 髪に良いシャンプーとは?界面活性剤の役割と効果を検証
さてさて、
前回、
前々回とどんなシャンプーがいいのか?、
本来の目的について書いてきましたが
というかシャンプーどのシャンプーでも汚れは落ちるでしょ!と思われる人もいるでしょう。
実はそうでもないんです....
まず、シャンプーの主な成分は水と界面活性剤です。
界面活性剤とは簡単に言うと水と油を混ぜ合わせるモノです。
つまり、界面活性剤が汚れ(油)を落とすのです。
で、シャンプーに使われる界面活性剤には大まかに
次のような種類に分けられます。
❶石鹸系
❷高級アルコール系
❸アミノ酸系
❹ベタイン系
石鹸系と高級アルコール系は洗浄力が強く、刺激性
があります。
アミノ酸系とベタイン系は洗浄力が弱く、低刺激
です。
いわゆるマイルド系のシャンプー
はアミノ酸系やベタイン系の界面活性剤を使ったシャンプーです。
マイルド系のシャンプーは髪や頭皮に刺激が少ないかわりに、洗浄力が弱いので皮脂やスタイリング剤が落とし切れないこともあります。
しかも、
意味のない毛髪補修成分とかなんちゃらオイルとかオーガニックの植物とかてんこ盛りに入れちゃってるとさらに洗浄力が落ちてしまいます。
でも、泡立ちをよくする成分とかも入れてるからちゃんと
泡立って洗えた気分にはなります。
実際には汚れ(皮脂やスタイリング剤)が落とし切れてないまま、
それどころか洗ってるはずなのに逆に余計なモノを付けているので、
それらが積み重なって髪を被膜して
いってしまいます。
実際、お店でシャンプーするとなかなか泡立たない人がいます。
そういう人は髪がかなり被膜されちゃってるんですね!
じゃあ、髪が被膜されたままだとどうなるかというと・・・
次回になります。
最後までお読みいただき
いつもありがとうございます。