TOP > ascot美容室 日記 > 『カラーやパーマが与える』髪のダメージ状態と影響は?
疎水って何?
疎水、または疎水性っていうのは、
「水になじみにくいこと」です。
逆に、水になじみやすい性質を親水性と言います。
一般的に疎水性の物質は親油性(油になじみやすい)で、
親水性の物質は疎油性です。
健康毛は疎水性
髪は元々、疎水性です。
子供の髪を見ると水が玉の様に弾いてるのがわかります。
それが、髪が傷んでくるとだんだんと
親水性に変わっていきます。
ブリーチした髪なんかは濡らすと
テロンってなって乾きにくいです。
乾きにくいのは髪と水がなじんでいるから
髪の膨潤と収斂
膨潤とは水を吸って膨らむこと。
収斂は縮まる、引き締まることです。
通常、髪は濡れると膨潤し、
乾かすとキューティクルが閉じて収斂します。
カラー剤やパーマ液に含まれるアルカリ剤は
水よりもさらに髪を膨潤させるので、
きちっと後処理し(収斂させ)ないと、
繰り返しすることで髪が緩んだ(膨潤した)ままになります。
こうなるとダメージも受けやすいし、
水分も保持できないのでさらに傷んでしまいます。
今日のまとめです
健康毛・・・・・疎水性。(親油性)
ダメージ毛・・・親水性。(疎油性)
この性質はヘアケアするときに
重要なので覚えておいてください!
■ パーマやカラーをすると、より髪を膨潤させるのでしっかり収斂処理をすること。
膨潤 ←→ ダメージ
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