TOP > ascot美容室 日記 > 『髪の状態、ハリコシがない』 健康な髪の状態と理由
みなさん、「pH」 って
見たり、聞いたりしたことありますか?
わたしらの頃は「ペーハー」って習ったんですけど、
今は「ピーエッチ」って読むみたいですね。
pHっていうのは
水溶液の性質をあらわす単位の1つで、
それが酸性かアルカリ性かをあらわす単位です。
pH7が中性で、それより低いと酸性で
高いとアルカリ性になります。
例えば)
レモン汁やお酢などはpH2~3の酸性、
石けん水などはpH9~10アルカリ性、
水はpH7の中性です。
で、なんでpHの話をしたかっていうと、
実は髪の毛にも酸性・アルカリ性があるんです!!
通常、髪の毛はpH4.5~5.5の弱酸性の状態が
一番安定している状態です。(お肌と一緒ですね)
そこへパーマやカラーなどをすると、
パーマやカラーで使う薬剤はアルカリ性なので
髪もアルカリ性に傾きます。
髪がアルカリ性になると、ふにゃ~と軟らかくなって弾力がなくなります。
そしてこの状態が続くと、どんどん髪が傷んでしまいます。
(厳密に言うと、水も髪からしたらアルカリ性になるので、髪を傷める原因になります。)
なので、パーマやカラーをした後はできるだけアルカリ性から弱酸性に戻してあげる必要があるんですね
よく、パーマやカラーの後にトリートメントを勧めてくる美容師も
いるかと思いますが、そんなのするよりちゃんとアルカリを取り除いてあげた方が、
よっぽどトリートメントになるんですよ
逆にトリートメントしちゃうと髪を傷めるちゃうかもしれません
最後までお読みいただき
いつもありがとうございます。