TOP > ascot美容室 日記 > [白髪と黒髪の決定的な違いは?] メラニンと髪の意外な関係
世界各地には、人種によって
真っ黒から金髪まで
さまざまな毛髪の色を見かけますね。
毛髪の色を決める要因は
メラニンという色素の種類と割合、量
で決まります。
メラニンには
ユーメラニン(黒色メラニン)
と
フェオメラニン(黄~赤色メラニン)
があります
黒髪の人はメラニン量が多く
ユーメラニンの割合が大きいです。
逆に、
金髪の人はメラニン量が少なく
フェオメラニンの割合が大きいです。
で、最もメラニン量が少ないのが白髪です。
白髪と黒髪の決定的な違いは
このメラニン量が違うんです
白髪を電子顕微鏡で見ると、
ほとんどメラニンがないです。
他に、白髪と黒髪の違うところは
同一人物の毛髪において、白髪の方が
□ 太い傾向にある。
□ 膨潤しにくい。
□ やや引っぱり強度が高い。
□ 光(紫外線、可視光線)の影響を受けやすい。
などがあります。
4番目の光の影響は、
黒髪にはメラニンが多く存在してるので、
光の影響を受けにくく
白髪はメラニンがほとんどないので
光の影響を受けやすいです。
※メラニンには紫外線などから体・毛髪を守る働きがあります。
おもしろい実験結果に、
白髪染めをすると毛髪内に入った染料が
メラニンと同じように
光の影響を緩和する作用があるため
光の影響を受けにくくなるみたいです
白髪と黒髪の違いを表にまとめるとこんな感じです。
白髪と黒髪って色以外にもいろいろ違うんです。
最後までお読みいただき
いつもありがとうございます。